宅建士を3週間で独学合格した私の勉強法
どうもタイヤ青年です。
名前の割に全然車にまつわる記事を書いていません。
今回は自分が平成28年度 宅地建物取引士試験を3週間で合格できた勉強法をご紹介します。
僕が宅建試験を受けた理由?ノリだよ。
ちなみに、生まれつきの頭の良し悪し関係なく、絶対に今年受かるんだという気持ちでやれば、誰でも3週間でも合格できます。
勉強よりも辛いのは、今年落ちて、来年また同じことをしないといけないことです。
同じ参考書の同じ内容を来年も読み、今年と同じように何時間もかけ勉強し、試験直前期には同じように不安になります。
また、前の年から自分が全然前に進んでいないという気持ちになり息苦しくもなります。
そうならないために、後悔しないように今年しっかり勉強して、絶対に合格しましょう!
宅建を取るという目標を達成し、来年は別のことにチャレンジしましょう!
僕の勉強方法がその助けになればメッチャ嬉しいです。
【追記】6ヶ月で計画的に合格する方法も書きました。
【追記2】試験5日前対策も書きました。
宅建に合格したらこんな賞状が届きます。やっぱ嬉しいですね。
証書は合格発表の次の日にこんな封筒で届きました。
宅建士と合格した私の勉強法について
宅建士とは
そもそも宅建とは
定義宅地建物取引士とは、試験に合格し、試験を実施した都道府県知事の資格登録を受け、かつ、当該知事の発行する宅地建物取引士証の交付を受けた者をいいます。
宅地建物取引業免許との関係宅地建物取引業者は、その事務所その他国土交通省令で定める場所ごとに、事務所等の規模、業務内容等を考慮して国土交通省令で定める数の成年者である専任の宅地建物取引士を置かなければならないとされています。
宅地建物取引士の業務宅建業法第35条に定める重要事項の説明、重要事項説明書への記名押印及び同第37条に定める書面(契約書等)への記名押印は、宅地建物取引士が行う必要があります。
だそうです。なんかよく分かんないですね。
かい摘むと
・宅建士しかできない独占業務(重要事項の説明、記名押印等)ができる
→そうですね。
・不動産業者は5人につき1人以上の割合で専任の宅建士を置かなければいけない
→会社に重宝されやすい!
・手当もらえる事が多い
→かっけぇ!かっけぇ!
ちなみに宅建士の手当は、高いところだと月2万円もあるらしいです。
これだけで年収24万アップ。
僕は今まで1年頑張っても月1万弱しか給料上がったことありません。
3週間の勉強で手当2万もつくなんてやるしかないでしょ。
昇給だけでも費用対効果高いし、独占資格なので不動産業界で働く人にとってはストックの財産になるから試験当日までの3週間だけ頑張って!必死にやれば絶対大丈夫!
試験の範囲と傾向
私が合格した2016年は問題が簡単だったため、合格点が35点と前年から4点も上がりました。
直近4年の合格点は31~35点で推移しています。
おそらく今年も35点取れば合格できるのではないかと。
【追記】平成29年度(2017年)の宅建合格点は35点でした。
【追記2】平成30年(2018年)の宅建合格点は37点でした。
→近年合格点が高く推移しています。他の受験生が正解する問題をいかに落とさないかが重要になっています。基礎をしっかりと理解しよう!流石にこれ以上合格点が上がることは無いと思うし、合格点が37点は出題者の予想を超えていると思うので来年以降は難化に振れるでしょう。
各科目の出題数ですが、
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民法14問
宅建業法20問
法令上の制限8問
その他関連知識8問
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こんな感じです。ここから35点を効率よく取ろうとすると、やはり宅建業法と民法はあまり落とせません。
3週間で宅建に合格する勉強方法
■学習時間
平日4時間、土日9時間の114時間
合格の目安時間です。直前期なので人によっては土日もう少し時間があった方が安心です。
■学習内容
マンガ→YouTube・参考書→問題集・参考書・YouTube→過去問・YouTube
勉強っぽく無いと、マンガとYouTubeをバカにしている人がいますが、この2つは本当に効率の良い勉強法です。
「苦しい=効果がある」ではなく、「理解しやすい=点が取れやすい=効果がある」なのでバカにせずしっかり取り組みましょう。
無料のYouTubeでは全範囲が完全に網羅されているわけではないので、金銭的に余裕がある人はフォーサイトとかの通信講座の動画を見て勉強すれば漏れのない勉強ができるのでおすすめです。
あとで書くけど、フォーサイトも2倍速で講義が見れるので単純に勉強時間を半分にできます。
【1週目(1日~5日目)】
マンガを読む
試験まで3週間で焦るかもしれませんが、急に参考書読んでも何がなんのことかよく分からないし、文面を目でなぞっただけになるのが関の山。なのでここは落ち着いてまずマンガで試験の全体像を把握しましょう。
最初はマンガでも完読するにかなり時間がかかると思います。1周目は2日かかっても大丈夫です。
民法、業法、法令上の制限、その他関連知識の各単元を意識して、それぞれがどのようなものなのかを5周ほど読んで理解しましょう。(5周は目安です。全体を俯瞰して理解できたと思ったら次のYouTubeに移って構いません。)
ちなみに私が読んだのはコレ(年度を確認せず買ってしまいましたが特に不便はありませんでした。)
2018年版 楽学宅建士 マンガ入門 (楽学宅建士シリーズ)
【1週目~2週目(6日~12日目)】
ひたすらYouTubeにアップされている宅建講義動画を見る。
おすすめは宮嵜先生の宅建みやざき塾です。
マンガで詳しくイメージできなかった部分を上手に解説してくれます。2倍速で再生できるので、何度も何度も繰り返し見ましょう。速い速度複数回繰り返し聞くことで記憶をしっかりと定着させましょう!
宅建業法
土地区画整理法
法令上の制限
権利関係(民法)に関してはまとまった1本の動画はアップされていませんが、15分くらいの動画に分けて複数あるのでYouTubeのページで探してみてください。宮嵜先生のwebサイトが今年から新しくなった?コンテンツも去年より充実している気がします。
正直、この先生なんでここまで充実した内容の動画を無料でアップしているのかよく分からないですが、ありがたやありがたや。
【2週目~3週目(13日~17日目)】
問題集と解説参考書を行ったり来たり。そしてYouTube。
2週間で勉強内容の理解もかなり深まった状況になれます。ここからはまだ腑に落ちていないところを淡々と潰す作業です。参考書で問題を解き始めましょう。最初は正解率が低くストレスがたまると思いますが、我慢です。間違えた箇所を問題集の解説と参考書の該当部分を読んで正解率を上げていきましょう。そしてやはりYouTube。何度も何度も動画を見ましょう。ここではまとまった分野ごとに問題集と解説参考書、YouTubeをこなしていきましょう。そうすることで自分がどの分野に弱いのか弱点をあぶり出し学習することができます。弱点である分野はやはり動画を中心にして何度も内容を理解し問題演習をこなしていきましょう!
因みに私が使った参考書類はこれです。
【3週目~3週目(18日~21日目)】
ひたすら過去問。時々YouTube。
永遠に過去問を解き続けましょう。この4日でどれだけ解くかが「合格」か「もう一年勉強」かの分かれ道です。特に時間を測って解きましょう。本番は意外に時間が足りなくなります。また、ここまで来ると苦手分野がハッキリしてくるので、苦手な所はやはりここでもYouTube。何度も何度も見ましょう。不安で集中できないかもしれませんが大丈夫。みんな一緒です。
僕が合格できたのは、とにもかくにも宮嵜先生の動画のおかげです。ほんと勉強するにはいい時代ですねぇ~
因みに当日は回答しやすい宅建業法から解きましょう。正解を確信している問題が多くあると試験中も精神的に安定します。
まだ本番まで一ヶ月以上あります。がんばれ~~
まとめ
こんな感じの学習方法で、本番の試験は合格点35点のところを40点で合格できました。
しかも費用は参考書数冊分。1万円もかかっていません。
とてもリーズナブルで、誰がやっても効果が出る再現性のある方法だと思います。
重要なのはこの勉強法と最期まで「絶対受かるんだ!」という気持ちで勉強ができるかです。正直、合格不合格は紙一重です。直前期のプラス15分の勉強が合否を左右したりするので、とにかく集中して勉強をしましょう。
しかし!
今、本試験まで3週間しか無いなら仕方ありませんが、絶・対に早めに勉強を始めておくことをオススメします。
あなたがこの記事を読んでいるのが本試験まで3週間以上ある場合、まずはこの方法で3週間勉強してみてください。
この方法なら最低限の合格力を3週間で身につけることが出来ます。3週間この方法で勉強し、最低限の合格力をつけて、残った期間を学力の補強に当ててください。
追加で問題を解いたり、参考書を読み直したり、別のマンガを読んだりして必ず1発合格出来るように頑張ってください。
僕の時よりも遥かに合格率を高められると思います。